岸田総理はきょう、自民党役員人事と内閣改造を行いました。史上最多タイとなる、5人の女性閣僚を含んだ第2次岸田再改造内閣が発足しました。
自民党・加藤紘一元幹事長を父に持ち、こども政策担当大臣に就任する加藤鮎子氏はきのう、岸田総理から連絡を受けたとき、発熱した子どもの看病をしていたといいます。
加藤鮎子 こども政策担当大臣
「子どもに薬を飲ませたり、ちょっと戻しちゃったの片付けたりしながら、速報の話が連絡入って面食らっていたところです」
自見英子 地方創生担当大臣
「実は着物にするか悩んだんですけど。こんな感じのこういう普通のシックなものになります。ちょっと裾が引っかかってこけないようにしたいと思いますけど」
今回の内閣改造では、史上最多タイとなる5人の女性閣僚が入閣しました。
岸田総理(周囲に)
「積み上げたら5人になっていた。数字ありきではない」
政府関係者によりますと、岸田総理はこう語っているということですが、「刷新感」をアピールする狙いがあります。中でも注目されたのは、上川陽子新外務大臣の人事です。
上川陽子 外務大臣
「全てを捧げて頑張っていきたいなと思っています」
林外務大臣の続投は決定的とみられていただけに、永田町や霞が関ではサプライズ人事だと受け止められました。
政府関係者によりますと、岸田総理と林氏はきのう昼、総理官邸で会談し、上川氏への交代が決まりました。このとき、岸田総理は林氏に次のように要請したと言います。
岸田総理→林氏
「派閥を頑張ってもらいたい」
総裁派閥ながら、なかなか人数が増やせず第4派閥に甘んじていることから、来年の総裁選挙を見据えてテコ入れを命じたのです。今回の内閣改造でも、岸田総理は岸田派の閣僚を1人減らしてでも、各派閥の要望を最大限受け入れました。
これも総裁選をにらんで党内融和を重視した対応ですが、党内からは冷ややかな声も漏れています。
自民党関係者
「圧倒的な派閥重視内閣」
閣僚経験者
「全く駄目だ。麻生さんを切れない政権に先はない」
一方、きょう午前には自民党の新執行部が発足。小渕優子新選対委員長は2014年、経済産業大臣の辞任に繋がった政治資金規正法違反事件について、説明が不十分ではないかとの指摘に声を震わせながら答えました。
自民党 小渕優子 選対委員長
「私自身は誠意を持ってご説明をさせていただいてまいりました。心に反省を持ち、決して忘れることない傷として、その歩みを進めてまいりたい」
与党内からは、「発信力を磨いてほしい。ちゃんと国民に届く内閣であってほしい」との声が上がっています。
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