北朝鮮がきょう未明、弾道ミサイルの可能性があるものを発射しました。沖縄県を対象に一時Jアラートが出されましたが、すでに解除されていて、衛星の打ち上げに失敗したとみられます。国会記者会館から中継です。
これまでの実績では、北朝鮮が事前に通告していた期間の中でも早いタイミングでミサイルを発射するケースが多かったのですが、今回も初日の早朝でした。
防衛省によりますと、北朝鮮は、午前3時51分ごろ、北西部の東倉里から南方向に弾道ミサイル1発を発射しました。
ミサイルは複数に分離し、いずれも北朝鮮が予告していた落下区域の外、かつ日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下したと発表しました。
政府は、沖縄県を対象にJアラート=全国瞬時警報システムで避難を呼びかけましたが、その後、解除しています。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、“偵察衛星を搭載したロケットを打ち上げたものの、3段目の飛行中、エラーが発生し、失敗に終わった”と報じました。“10月に3度目の打ち上げを行う”としています。
岸田総理
「地球周回軌道への投入は確認されていないということであり、そうであれば、これは失敗したということだと受け止めています」
岸田総理も、発射は失敗だったとの認識を示した上で、「いずれにしても国連安保理決議違反であり、既に厳重に抗議をしている」と強調しました。
日米韓で緊密に連携するとしていて、先ほど、外相による電話会談も行われました。
北朝鮮はこれで2回続けて“衛星”打ち上げに失敗した形ですが、ある外務省幹部は、北朝鮮が失敗を隠さず速やかに公表したことについて、「透明性高く実験をやっていくんだというふうに変わってきているのかもしれない」と分析しています。
【資本主義は限界か】東大准教授・斎藤幸平「次は暗黒社会主義だ」/「AIと軍事」管理する方法は?/民主主義を守る国家の役割/「AIの脅威」から人類の未来を守れ/人新世の「黙示録」【FUTURECARD】