太陽光などを使って再生可能エネルギーだけで運営するファミリーレストランの新店舗が公開されました。

すかいらーくホールディングスが公開したガストの再エネ100%の新店舗。屋根には一面に144枚の太陽光パネルが敷かれていて、店舗で使用する電気の3割は太陽光でまかないます。残りも実質CO2排出ゼロの電力を購入し、再生可能エネルギー100%での運営を目指します。

記者
「天井を見てみると3つのファンが動いていて、空気を循環させることで省エネに繋げています」

室内の冷たい空気と外気を熱交換できる仕組みも導入。空調にかかる電力をあわせて最大2割抑えます。

すかいらーくHD 梅木郁男 執行役員
「この実験はやらなければいけない。設備投資してもランニングで(コストを)回収できるのか実験したい」

一方、コンビニ大手のセブンーイレブンは、太陽光パネルに加え蓄電池も設置し、二酸化炭素排出量を70%カットする新店舗を6月に公開したばかり。脱炭素に向け業界の垣根を越えた取り組みが進んでいます。