日産自動車は、横浜工場でのエンジンの生産が累計4000万基を達成したと発表しました。「100年に一度の変革期」をむかえ、EV=電気自動車へのシフトも加速させています。
日産自動車の創業の地である横浜工場では、1935年からエンジンの生産を始めていて、ことし6月に累計4000万基の生産を達成したということです。
横浜工場ではこれまで、▼日本で初めてとなる乗用車用の「ターボエンジン」の生産や、▼燃費とパワーを決める圧縮比を自在に切り替えることが出来る「VCターボエンジン」の量産に世界で初めて取り組んできました。
一方、自動車産業が電動化へのシフトを加速させるなか、エンジン工場である横浜工場でもEVやハイブリッド車に搭載するモーターの生産が増えていて、昨年度の生産台数のおよそ4割がモーターだったということです。
また日産は、来年までに“次世代電池の本命”と呼ばれる全固体電池のパイロットラインを横浜工場に設置する予定で、EVシフトに向けた取り組みも加速させています。

米名門ウォートン、史上最大88億円の寄付金でクオンツ修士課程を創設