物価の変動を示す東京23区の消費者物価指数は、6月中旬時点の速報値で去年より3.2%上昇しました。

全国の指数に先立って公表され、先行指標として注目される東京23区の6月中旬時点での消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた指数が104.8となり、去年より3.2%上昇しました。

原材料高や円安などの影響で食料品や日用品を中心に値上がりし、▼鶏卵が33.2%、▼食用油が21.5%、▼ハンバーガーが17.0%、▼炭酸飲料が18.9%、▼トイレットペーパーが15.5%上昇しました。また、▼携帯電話機は19.3%、▼タクシー代は14.4%上昇しました。

みずほリサーチ&テクノロジーズの試算では、今年度の家計負担は2021年度と比べて20万円程度増える見通しです。