防衛省は、ロシア軍の航空機が北方領土の領空を侵犯したと発表しました。

しかし「北方領土問題」を鑑み航空自衛隊による緊急発進は行わなかったということです。

防衛省によりますと、きょうの午前から午後にかけて、ロシア軍の情報収集機2機が北海道を挟むように飛行し航空自衛隊の戦闘機が緊急発進を行いました。

うち1機は、北方領土の国後島・色丹島・択捉島近くの領空を侵犯していたことを確認したということです。しかし「北方領土問題」が解決していない状況を鑑み、北方領土周辺については、航空自衛隊の戦闘機による緊急発進は行わなかったということです。

防衛省は「北方領土は現在、事実上管轄権を行使できない状態であり、北方領土問題は外交交渉により解決すべきことから、自衛隊は緊急発進を実施していない」としています。

ロシア軍の情報収集機が北方領土の領空を侵犯するのは2年ぶりです。