デジタル庁は、公金受け取り用の口座と、マイナンバーのひも付けを推進していますが、口座を登録する際に誤って別人の口座を登録する事例が11件発生し、総点検を行うと発表しました。

河野太郎デジタル大臣
「人為的ミスで他人のアカウントに自分の預貯金口座を登録した事例が少数発生」

河野デジタル大臣は、マイナンバーと公金受け取り口座のひも付けで、別人の口座が登録されたケースが、6つの自治体であわせて11件確認されたことを受けて、全ての情報を総点検することを明らかにしました。

共通端末で口座登録をした際、前の人がログアウトをし忘れ、後の人の情報が誤って登録されたということです。誤入金は発生していないということです。

このうち福島市では本来、登録をアドバイスする立場の支援員が本人に代わって登録を行い、ログアウトの確認をし忘れて、誤登録が4件発生したということです。