18日の外国為替市場で、円相場は一時、1ドル=137円93銭まで円安・ドル高が進みました。去年12月以来、5か月ぶりの円安水準です。
円相場は、今年3月8日に1ドル=137円91銭をつけたあと、アメリカでシリコンバレーバンクなど銀行の破綻が相次いだことで金融不安が発生し、アメリカの中央銀行・FRBの急速な利上げが停止するのではとの思惑から円高が進んでいました。
さらに最近では、「債務上限問題」でアメリカがデフォルト=債務不履行になることの悪影響が懸念されていましたが、17日にバイデン大統領が「デフォルトにはならない」と改めて強調したことで、安心感から円売り・ドル買いの動きが進みました。

中国、米国の一部アナログ半導体に対し反ダンピング調査