自衛隊が運営する新型コロナウイルスのワクチンの大規模接種会場について、政府は今月25日で接種を終了する方針を決定しました。

防衛省によりますと、東京と大阪に設置されている大規模接種会場について、今月25日で接種を終了する予定だということです。政府が新型コロナの感染症法上の位置づけを5月8日から「5類」に引き下げる方針を決定したことを踏まえたとみられます。

また、最近の予約数の減少も背景にあり、防衛省によりますと、東京会場で今月13日から18日の1250人の予約枠に対し、9日の時点でおよそ120人の予約にとどまっています。

防衛省関係者によりますと、今月26日に浜田防衛大臣らも出席して大規模接種会場の任務終了の式典が開催される予定だということです。