北朝鮮で先週行われた軍事パレードについて、金正恩総書記は史上最大の軍事祝典だったと評しました。
2日付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、金正恩総書記が先月25日に平壌で行われた「朝鮮人民革命軍創建90年記念」の軍事パレードは史上最大の軍事祝典だったと述べたとしています。
パレードでは、平壌中心部の広場で、ICBM=大陸間弾道ミサイルの「火星17型」や、新型とみられるSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルなどが登場しました。
また、労働新聞は金氏が、パレードに参加した大学生らと、撮影したとする記念写真を掲載。金氏が大学生らの働きに謝意を示したとしています。
北朝鮮は国営メディアなどを通じ金氏がパレードの参加者と記念撮影をする様子を度々伝えていて、国内向けに金氏の統治10年の成果としてアピールする狙いがあるとみられます。

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