新型コロナから急回復し、好調だったアメリカ経済ですが、1月から3月までのGDP=国内総生産はマイナス成長となりました。

アメリカの1月から3月期のGDPは前の期に比べ、年率換算でマイナス1.4%でした。輸出の落ち込みで貿易赤字が拡大したことなどが要因で、1%程度のプラスを見込んでいた市場の予想を大きく下回り、おととしの10月から12月期以来のマイナス成長です。

アメリカ バイデン大統領
「アメリカの景気後退の心配はしていない」

バイデン大統領は「景気後退の心配はしていない」と強調しましたが、アメリカではロシアのウクライナ侵攻も加わり歴史的な物価高が続いています。

中央銀行にあたるFRBは金融政策の引き締めを加速させる考えで、先行きへの懸念も出ています。