国連のグテーレス事務総長はゼレンスキー大統領との会談のためウクライナを訪問し、市民の避難などについて協議するとみられます。

国連 グテーレス事務総長
「この恐ろしいシナリオは、一般市民が最も高い代償を払うことが不幸にも常に真実であることを示している」

28日、ウクライナに到着したグテーレス事務総長はゼレンスキー大統領との会談に先立ち、多くの民間人の遺体が見つかった首都キーウ近郊のブチャなどを訪れました。

このあと行われるゼレンスキー大統領との会談では、ウクライナ南東部、マリウポリの製鉄所に留まるおよそ1000人の市民の避難が実現できるかなどが焦点です。

グテーレス氏は26日、ロシアのプーチン大統領とも会談し、製鉄所の市民の避難に国連などが関与することで原則合意したとしていました。