世界最先端の半導体工場は「メイドイン北海道」で!知事が「今日にでも決めて欲しい」と直談判です。

北海道 鈴木直道 知事
「メイドイン北海道で、この世界最先端の半導体を世界にお届けをする。今日にでも決めてほしいというぐらいの思いで参上しています」

北海道の鈴木知事が誘致を呼びかけたのは、半導体の新会社「ラピダス」の工場です。「ラピダス」はトヨタやNTTなどが出資してできた新会社。アメリカのIBMから技術提供をうけて、自動運転や人工知能に使われる世界最先端の半導体の量産化をめざしています。

工場の建設地は早ければ2月中にも決まるとみられ、複数の都道府県が水面下で誘致合戦を繰り広げています。

最初に名乗りを上げた鈴木知事は「北海道には半導体製造に欠かせない水が豊富で、大学など教育機関も充実している」と熱烈にアピールしました。

最先端の半導体をめぐっては、先行する台湾に中国が軍事的な圧力を強めていて、経済安全保障の観点で国産化の重要性が高まっています。