アメリカのバイデン政権はロシアで収監されていたアメリカ人が釈放され、その代わりにアメリカで服役していたロシア人を釈放したと発表しました。

ホワイトハウスによりますとロシアで釈放されたのはアメリカの元海兵隊員で2019年にモスクワで警官を暴行したとして拘束され、収監されていました。

一方、アメリカは麻薬の密輸を図った罪で服役していたロシア人を釈放し米ロの間で「囚人交換」が行われた形です。

ホワイトハウス サキ報道官
「ロシアへの対応や見解、反対に変更はなく、今後、数日以内にウクライナの人々への支援策を提案する大統領の考えも変わらない」

ホワイトハウスのサキ報道官は27日、このように話し、バイデン政権としてウクライナへの侵攻を続けるロシアへの対応に変更はないとの考えを強調しました。