岸田総理の秘書官による差別発言を受けて、国会では、LGBT=性的少数者への理解を促す法案を成立させようという議員連盟が会合を開きました。

自民党 稲田朋美元防衛大臣
「今年はG7、日本が議長国でもありますので、日本が多様性を重視する国だということを発信をしていきたい」

超党派の「LGBTに関する課題を考える議員連盟」が役員会を開き、来日しているアメリカ国務省・LGBT人権担当のジェシカ・スターン特使を招き、日米の取り組みや法整備などをめぐって意見を交わしました。

おととし、この議員連盟が中心となって「LGBT理解増進法案」を作成しましたが、自民党内の反対で国会に提出できないままとなっています。来週15日には、性的少数者の当事者団体から意見を聞く予定です。