アフリカのエチオピア北部で政府軍と反政府勢力による戦闘が続く中、エチオピアは隣国エリトリアにある大使館を閉鎖すると発表しました。
エチオピア外務省は1日、声明でエリトリアの首都アスマラにある大使館を閉鎖するとしたほか、エリトリアの外交官10人の国外退去を命じたと発表しました。
エチオピア政府は、北部で政府軍と戦う「ティグレ人民解放戦線」をエリトリアが支援していると非難しています。一方、エリトリア政府は関与を否定した上で、対抗措置としてエチオピアとのすべての外交関係を断絶すると表明しました。
エリトリアは1993年にエチオピアから独立。両国はその後、国境をめぐって戦い、和平合意を結んだものの、近年では紅海へのアクセスなどをめぐり関係が再び悪化していました。
エチオピア北部ティグレ州などでは先月下旬から政府軍と反政府勢力側の戦闘が激化し、数百人が死傷したと報じられています。
2020年から2022年にかけて続いた北部の紛争では、およそ60万人が死亡したと推計されていて、紛争再燃への懸念が高まっています。
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