簗農林水産大臣が前回の衆院選で自身を支援しなかった地元自治体について「“予算を大幅カット”した」などと発言したとされる音声を入手しました。大臣本人はこれまで、詳しい説明を避け続けています。
音声入手“不支持の自治体予算カット”理由は…

簗農水大臣のものとされる音声
「ちょっと色々とお話ししたいことがありまして」
これは、9月の内閣改造で農林水産大臣に就任した、自民党の簗和生氏のものとされる音声です。
2025年5月、地元・栃木県大田原市内で開かれた会合で、驚きの発言がありました。

簗農水大臣のものとされる音声
「那須烏山市と那珂川町の令和8年度の道路予算については、大幅にカットしました。那須烏山市については、前年比の64%減、3分の1にしました。そして、那珂川町は54%減にしています」
「那須烏山市と那珂川町の道路予算を大幅にカットした」と発言。その理由をこう説明します。

簗農水大臣のものとされる音声
「1つは首長が“自民党の国会議員はいらない”と。2つ目の要件は票数。多くの市民、町民がそういう判断をしたということですから」
2025年2月の衆院選、簗大臣は栃木3区で落選し、比例代表で復活。那須烏山市長と那珂川町長は、簗大臣の対立候補を支援したとされています。
簗農水大臣のものとされる音声
「自民党の議員に頼って、いくらの予算が必要だというところに、多く回すのが当たり前の話ですから。このお話はですね、一般の方の前ではやりません。私に頼らない、私がいらないということで」
この会合に参加したという男性は…
――5月の懇親会は参加した?
会合の参加者
「はい」
――簗氏とはどのくらいの距離?
会合の参加者
「5、6メートル」
――音声にあった話は実際にあった?
会合の参加者
「うん」
――それを聞いたときの雰囲気は?
会合の参加者
「そうなんだって感じと、たまげもしないで当然かなという雰囲気の人が多かった。私たちは当然そうだろうなと。今まで簗さんが一生懸命、予算を確保してくれていたんだなと」