(ブルームバーグ):米シティグループは、メキシコのリテール銀行部門バナメックスについて、30億ドル(約4700億円)を上回る規模の新規株式公開(IPO)を目指し、大手銀行の起用を進めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
非公開情報だとして匿名を条件に語った関係者によると、シティグループが自ら幹事団を率い、バンク・オブ・アメリカ(BofA)やゴールドマン・サックス・グループ、JPモルガン・チェースも参加する。シティとバナメックスは来年1月の上場を目指している。
各行は、シティが保有する残りのバナメックス株式について、IPO前にどの程度を売却できるかを引き続き検討している。小口の持ち分売却をさらに実施する可能性もあるという。協議は続いており、詳細は変更される可能性があるほか、参加銀行が増えることもあり得る。
シティ、バナメックス、BofA、JPモルガン、ゴールドマンの担当者はいずれもコメントを控えた。
シティはジェーン・フレイザー最高経営責任者(CEO)の下、メキシコを含む世界各地でリテール事業の縮小を進めてきた。昨年にはバナメックス株の25%をメキシコの富豪フェルナンド・チコパルド氏に売却。その後、ゼネラル・アトランティックやブラックストーンを含む投資家にさらに24%を売却した。
バナメックスは今年に入り、バンコ・デル・バヒオの元トップ、エドガルド・デル・リンコン氏を新CEOに起用した。
シティのゴンサロ・ルケッティ最高財務責任者(CFO)は今月、持ち分の一部売却を経て、バナメックスへの出資比率が約51%になったと説明。今後50%未満に引き下げた上で上場させる方針を示した。
原題:Citigroup Targets More Than $3 Billion Banamex IPO, Taps Banks(抜粋)
--取材協力:Todd Gillespie.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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