オーストラリアのアルバニージー首相は、AIがもたらすリスクを軽減する上で中堅国には重要な役割があると述べ、米国と中国に協力を呼びかけた。

アルバニージー氏はカリフォルニア州でアップルのティム・クック会長と会談した後、今後数日間に国連の会合に出席する各国首脳がAIの国際的な枠組みについて協議すると述べた。

Photographer: Brent Lewin/Bloomberg

AI技術がもたらす脅威への懸念が高まる中、トランプ米大統領は中国の習近平国家主席を首都ワシントンに迎える予定だ。米国の主要なAI研究機関では開発ペースを落とすべきかどうかを巡る議論が続く一方、トランプ氏はAIを巡る懸念を、中国の追い上げを許しかねない「でっち上げ」だとして退けている。

アルバニージー氏はオーストラリア放送協会(ABC)の番組でのインタビューで、「実際のところ、この分野の二大巨頭は米国と中国だ。だからこそ両国の協力を望んでいる」と指摘。「トランプ氏はもちろん、米国の利益のために行動する。しかし同時に、われわれ全員が人類の利益のために行動する必要もある」と語った。

クック氏とOpenAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は、トランプ氏が習氏を国賓待遇で迎えてホワイトハウスで開く夕食会に出席する見通しだ。

原題:Australia’s Albanese Urges World to Act for Humanity in AI Race(抜粋)

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