(ブルームバーグ):米ノースカロライナ大学(UNC)の基金は、6月終了の会計年度に37.8%の運用収益率を上げた。15年以上前に宇宙開発会社スペースXに投資していたことが寄与し、他の大学基金を上回る運用成績となった。
公表資料によると、世界株式のリターンに支えられ、「並外れた1年」となったほか、「スペースXへの投資が極めて強い追い風となった」という。
運用収益率は、ウィルシャー・トラスト・ユニバース・コンパリソン・サービスが推計する5億ドル(約780億円)超の大学基金の中央値18.9%(手数料控除前)の2倍となった。
大学側はコメントを控えた。事情に詳しい関係者が以前明らかにしたところによると、基金はスペースXによる過去最大規模の新規株式公開(IPO)前に同社株約10億ドル相当を売却。スペースXに投資するファンドへの数百万ドルの出資が、巨額のリターンにつながった。

ブルームバーグが8月に報じたところによると、UNCの基金はなお10億ドル超の同社株を保有している。スペースX株は18日に152.71ドルで取引を終えた。IPO価格の135ドルから13.1%上昇し、時価総額は2兆ドルを超えた。
6月30日までの会計年度の運用成績を各基金が公表するのに伴い、スペースXのほか、AI業界をけん引するOpenAI、アンソロピックへの投資比率次第では、他の大学基金でもリターンが急増したことが明らかになる可能性が高まっている。
原題:UNC Endowment Fund Jumps 37.8%, Driven by Early SpaceX Stake(抜粋)
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