メタ・プラットフォームズ向けのAIデータセンター運営を手がけるクリーンスパークは、インフラ整備の資金を調達するため、初のジャンク債を発行し、約22億3000万ドル(約3500億円)を調達しようとしている。

事情に詳しい関係者によると、当初の条件提示では、発行する5年債の利回りは約8.5%で、ブルームバーグが追跡する「BB」格企業の発行債の平均を約2ポイント上回る。投資家がデータセンター向け融資に、より高い上乗せ金利を求めていることが背景にある。

関係者によると、17日の起債時点で、投資家からは発行額とほぼ同規模の注文が入っていた。別の関係者によると、この案件は、モルガン・スタンレーが主幹事を務めている。18日には条件が決定する見通しだ。ゴールドマン・サックス・グループとウェルズ・ファーゴも引受会社として参加している。

規制当局への提出資料によると、調達資金は米ジョージア州サンダースビルのデータセンター建設費に充てられる。ブルームバーグがまとめたデータによると、メタのデータセンターに関連するジャンク債の発行は今回が初めて。

クリーンスパークの資料によると、このデータセンターはメタの子会社アンビランが、総額66億ドル、20年間の契約で全て賃貸する。データセンターは2027年10-12月期に稼働し始める見通しで、メタが賃料と運営費を保証するという。

クリーンスパークはジャンク級の格付けだが、メタとの契約により、予測可能な収入源を確保し、多額の費用を要するプロジェクト向けの借り入れができる。ブルームバーグがまとめたデータによると、データセンター開発会社は今年これまでに計約390億ドルのハイイールド債を発行しており、その大半はオラクルやアマゾン・ドット・コムなどのハイパースケーラーとの長期賃貸契約を裏付けとしている。

クリーンスパークとモルガン・スタンレーはコメントの要請に直ちに応じなかった。メタはコメントを控えた。

クリーンスパークはラスベガスを拠点とする上場ビットコイン採掘会社で、AI用途を支えるデータセンター運営会社への転換を進めている。時価総額は約32億9000万ドル。

原題:Meta-Tied Data Center Taps US Junk Bonds for the First Time (1)(抜粋)

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