「ガソリン補助金」すでに“1兆円”支出 レギュラー価格170円
藤森祥平キャスター:
中東情勢の緊迫を受け、私たちの生活に直結するガソリン価格にも影響が及んでいます。

現在(7日時点)、ガソリン価格は補助金が導入され、1リットル170円ほどに抑えられています。
その補助金の財源は、3月に1兆1600億円くらいあったものが、8月末の時点で約1300億円に激減しています。
政府は、ガソリンに対する補助金を継続するため、2026年度予算から追加支出として6000億円あまりを支出するとしました。ただ、補助金の財源は税金です。いつまでも続けることはできません。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
原油価格がどんどん上がっていけば、170円ではもう抑えられない。180円、190円ということになれば、物価高に直結するので、なかなか踏み切れないというのが現状だと思います。
さらに、補助金を出すということは、「CO2(二酸化炭素)をどんどん排出する政策を進めている」ということになります。世界からは「日本は何をやってるんだ。温暖化対策どうするんだ」という声も出てくるでしょう。
小川彩佳キャスター:
中東情勢の影響がいつまで続くのか。本当に見えなくなっています。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
ホルムズ海峡に続き、バブ・エル・マンデブ海峡も封鎖されるとなれば、アメリカにとっては第2の誤算となるでしょう。
イラン側は、海峡封鎖によって戦争をコントロールできる。世界の原油価格もイランがコントロールできるというカードを与えてしまっているのです。
イランの主導権がどんどん強まる中、アメリカでは「トランプ政権が続くあと2年間は、この戦争が続くのではないか」と見られています。
見通しのない戦争に踏み切ったトランプ大統領の責任は非常に重いと思います。