イランが支援するイエメンの武装組織フーシ派が、紅海南部にある戦略的要衝の島を新たに制圧し、バブ・エル・マンデブ海峡周辺で支配地域をさらに広げています。
AP通信がフーシ派関係者などの話として報じたところによりますと、フーシ派が新たに制圧したのは紅海南部にあるハニシュ諸島です。
ハニシュ諸島は、バブ・エル・マンデブ海峡のおよそ160キロ北に位置し、暫定政権側の部隊数百人が撤退したあと、フーシ派が展開したということです。
フーシ派は先週、紅海沿岸の港湾都市モカや、バブ・エル・マンデブ海峡にあるペリム島も制圧していて、海峡周辺で急速に支配地域を拡大しています。
バブ・エル・マンデブ海峡は、原油や物資の主要な輸送ルートで、イランとの戦争を背景にホルムズ海峡の通航リスクが高まるなか、サウジアラビアにとって代替輸送ルートとしての重要性が増しています。
こうしたなか、フーシ派は14日、サウジアラビア南部の空軍基地を弾道ミサイルやドローン数十機で攻撃したと発表しました。フーシ派の軍報道官は、航空機の格納庫やレーダー、滑走路、弾薬庫などを攻撃し、「大きな損害を与えた」と主張しています。
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