(ブルームバーグ):ベッセント米財務長官は10日、財務省がこの日実施した長期国債買い戻しの購入額が予想を下回ったことについて懸念を一蹴し、長期国債利回り上昇を巡る不安も重要視しない姿勢を示した。
ベッセント財務長官は、トランプ大統領の元側近で、政権1期目で大統領首席戦略官を務めたスティーブ・バノン氏とのインタビューで、米国債市場が「非常に良好な状態」にあるとの認識を示し、最近2回の入札が好調だった点を強調した。米国債とエネルギー価格に通常とは異なる高い相関が見られる最近の状況にもあらためて言及した。
財務長官は、2年国債利回りが2024年以来、10年国債利回りが23年以来の高水準に達した直後に発言した。原油価格の高騰に加え、長期国債買い戻しの購入額が予想を下回ったことで売り圧力が高まった。米財務省は9日に最大60億ドル(約9260億円)相当を買い戻すと発表したが、10日の買い入れ額は51億9000万ドルにとどまった。
ベッセント氏は「われわれは安い場合だけ国債を買い戻す」と述べ、今回のケースでは、債券保有者は長期国債を手放したくないようだったと指摘した。「通常は200億ドル相当の売りオファーがある」が、今回は100億ドル程度にとどまったという。
原題:Bessent Dismisses Concern on Buyback, Says Treasuries Are Strong(抜粋)
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