フィリピン当局は、南シナ海の南沙諸島付近を飛行していた航空機に対し、中国側が実効支配する人工島の施設から熱や光を放つ「フレア」を発射したとして、非難しました。

フィリピン沿岸警備隊は10日、中国と領有権を争う南シナ海の南沙諸島付近の上空を7日に飛行していたフィリピンの航空機に対し、中国側が地上からフレアを発射したとして、「安全を脅かす行為だ」と非難しました。

中国が人工島を造成し、実効支配しているスビ礁やミスチーフ礁の施設から複数回にわたり、フレアが放たれたということです。

フィリピン側は、飛行中に中国軍から無線で抗議を受けたとしたうえで、「中国軍による不法占拠は国際法違反だ」と警告したとしています。