スーパーに新米も並び始めるなか、向こう3か月のコメ価格の見通しを示す指数は2か月連続で過去最低となりました。ただ、実際に値下がりが続くのかは不透明です。
全国の生産者などを対象にした「向こう3か月」のコメ価格の見通しを示す8月分の指数は、前の月と同じ「18」となりました。この指数は0に近づくほど価格が安くなる見通しを示すもので、「50」を下回るのは11か月連続です。
また、2か月連続で過去最低となっています。
値下がり傾向が続く最大の要因は「コメ余り」です。民間が抱える在庫の量は7月末として過去最大となり、新米の本格流通を前に安売りが続いているとみられます。
こうしたなか、政府は来週18日に備蓄米21万トンの買い戻しを始めます。「21万トンならコメ価格への影響は少ない」との見方もありますが…
TBS経済部 農水省担当 和泉砂絵 記者
「市場に出回らないコメはこれだけではない。政府が進めるいくつかの事業で、実に38万トンものコメが生産現場や倉庫に留め置かれます。買い戻し分と合わせると、去年放出された備蓄米と同じ59万トンに上る計算です。市場に出回る量が減れば、価格の下げ止まりにつながる可能性。コメは主食で、政府が進める物価高対策の効果にも影響するだけに、今後の動向が注目されます」
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