「幻聴が聞こえた」産後の精神疾患めぐり主張対立

この後、状況はさらに悪化。
クランシー被告は、抗精神病薬など13種類の薬を30回以上処方され、「子どもを殺せ」という幻聴が聞こえるようになったといいます。
クランシー被告が聞いたとされる声
「子どもたちを殺せ。さもなければ、お前も子どもたちも殺される」
クランシー被告は犯行の理由について、こうした「“声”に命じられた」と説明。
弁護側は、被告が産後うつより症状が重い「産褥期(さんじょくき)精神病」を発症していたと主張しました。
「産褥期精神病」は、産後の女性1000人に1人が発症するまれな精神疾患で、幻聴や妄想などの症状が出るとされています。

クランシー被告の弁護側
「クランシー被告は自分の行動をコントロールできない状態だった」
クランシー被告の弁護側は無罪を主張していますが、検察側は「計画的な犯行で自分の行為を認識できていた」と指摘しています。