(ブルームバーグ):ラトニック米商務長官は2日、米アンソロピックがトランプ政権との関係を修復したとの認識を示した。安全保障をめぐり数カ月にわたって続いた両者の激しい対立が、収束する兆しを見せている。
ラトニック氏は20カ国・地域(G20)イノベーション担当相会合が開かれた米ノースカロライナ州でブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じた。「かなりもめて、表沙汰にもなった」と述べたうえで、「だが、彼らは考えを改めた」と語った。
ラトニック氏の発言は、両者の関係改善をこれまでで最も明確に示すものだ。米商務省は6月、アンソロピックの最上位AIモデル「フェイブル(Fable)5」と「ミュトス(Mythos)5」に輸出規制を課した。だが、アンソロピックが政権の国家安全保障上の懸念に対応する措置を講じたことを受け、2週間後に解除された。
ラトニック氏によると、トランプ大統領ら政権当局者がアンソロピックとの溝を埋め、政権の政策への賛同を得るのに一役買ったという。「彼らはこの問題について少し混乱していたが、われわれが整理した」と詳細には触れずに語った。「今では同じ認識にある」とも述べた。
アンソロピックの広報担当者と商務省の報道官に対し、詳細についてコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
原題:Lutnick Says Anthropic Has Patched Relations With US Government(抜粋)
--取材協力:Maggie Eastland、Rachel Metz.
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