アメリカ・ニューヨークの国連本部で被爆者への支援をめぐる初の国際会議が開かれ、日本から参加した被爆者が核兵器の廃絶を訴えました。

この会議は国連総会決議に基づいて開かれたもので、被爆者への支援のあり方などについて各国の代表らが意見を交わしました。

議論に先立ち、1歳10か月の時に長崎で被爆した和田征子さんが演説しました。

日本被団協 事務局次長 和田征子さん 
「核兵器の使用という絶対的な悪がもたらす人道的な被害について知り、自分ごととして共感することから、この会議を始めることを提案します」

和田さんは、核兵器を持っていても戦争を終わらせることはできないと指摘。また、「もう誰にも自分たちと同じ体験をさせたくない」とし、体験を語り継いできた被爆者の思いを無駄にしないでほしいと訴えました。

一方で、核保有国の一部は出席しておらず、和田さんは「出席してほしかった。残念だ」と話しました。