(ブルームバーグ):ベッセント米財務長官は日本銀行の植田和男総裁と8月30日に会談し、「円の大幅な過小評価」に対処するために日本当局が講じた「断固とした市場措置と金融政策上の対応に強い支持」を表明した。米財務省が公表した声明で明らかになった。
声明によると、ベッセント長官は植田総裁との会談で、「円安が日本国内のインフレ圧力を高める要因になっている」と指摘した。
また、「インフレ期待を安定させ、為替相場の過度な変動を回避するためには、金融政策の適切な策定と情報発信が重要だ」と強調したという。
両氏は米ノースカロライナ州アッシュビルで開催の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に合わせて会談を行ったとしている。
オーバー・ナイト・スワップ(OIS)金利市場では、日銀が今月17、18日の金融政策決定会合で利上げを実施する確率が100%近く織り込まれている。およそ1カ月前の2倍超となった。
ベッセント長官は日銀による追加対応の必要性をくり返し示唆してきた。ベッセント長官は8月31日のCNBCとのインタビューで、「日本政府と日本銀行が、より強い円につながる措置を講じると確信している」と語っていた。
同長官は1日、「長年の友人である日銀の植田和男総裁を、美しいブルーリッジ山脈で開かれたG20財務相・中央銀行総裁会議に迎えることができ、大変うれしく思う」とXに投稿した。
原題:Bessent Told BOJ Governor He Supports Japan’s Action on Yen(抜粋)
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