(ブルームバーグ):サウジアラビア系の男子ゴルフツアー、LIVゴルフが、早ければ来週にも米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請する準備を進めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
関係者によると、破産法11条の手続きを通じて、選手がリーグの支配権を握ることになる取引を実施する方針。関係者は手続きについて公に話す権限がないとして匿名を条件に語った。
LIVの広報担当者は、申請時期についてコメントを控えた。一方、こうした手続きを通じて米国の法制度の下で現在の債務などを整理し、リーグの再出発につなげられるとの見方を示した。
LIVゴルフの先行きは、サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)が今年初めに支援を打ち切って以降、不透明になっている。大会を存続させるため数カ月にわたり資金調達先を探した結果、英投資会社BCパートナーズのクレジット部門から資金支援を得られる可能性が浮上したと、ブルームバーグ・ニュースはこれまでに報じている。
LIVは少数株主となる可能性のある投資家についてコメントを控えた。広報担当者によると、新たな体制では選手がリーグの過半数を保有することになる。
LIVは発足からわずか数年で、巨額契約を提示してスター選手をPGAツアーから引き抜き、プロゴルフ界を分断するとともに、競技の経済構造を大きく変えた。PIFがLIVに投じた資金は推計50億ドル(約8000億円)に上る。
PIFはコメントを控えた。破産法適用申請の時期については、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が先に報じた。
原題:Saudi-Backed LIV Golf May File for Bankruptcy Next Week(抜粋)
--取材協力:Randall Williams.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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