(ブルームバーグ):中国のAI新興企業、北京智譜華章科技(Z.AI)の売上高は予想に大きく届かず、DeepSeek(ディープシーク)やムーンショットAI(月之暗面)といった競合がひしめく中国AI市場で最先端に近いAIモデルの投入を強いられている同社の課題を浮き彫りにした。
1-6月(上期)の売上高は9億5400万元(約226億7000万円)に増加したが、アナリストの平均予想である13億5000万元を下回った。同期間の純損失は20億7000万元に縮小した。
智譜は、中国のオープンウエート型AI開発の先頭に立つ企業で、資金力やコンピューティング資源で勝る米国勢に真っ向から挑もうとしている。
だが、今回の決算は、技術力を商業的な成功に結び付けられるのか、新たな疑念を呼びそうだ。AIモデルの開発と運用に必要な先端半導体へのアクセスが制約される中で、市場シェア獲得に向けて価格競争を繰り広げる中国の新興AI企業が十分な収益をあげられるのか、疑問が続いている。
智譜の時価総額は1月の上場から9倍余りに増加、ピーク時には1370億ドル(約21兆8700億円)に達し、中国の伝統的な主要インターネット企業の多くを上回った。その後、ムーンショットの「Kimi K3」など競合モデルの追い上げを受けて株価は下落したものの、智譜は主力モデルをアップグレードした「GLM-5.3-フラッシュ」などの投入で巻き返し、再びトップの座に返り咲いた。
原題:Z.AI Sales Miss Estimates After China’s AI Price War Weighs(抜粋)
--取材協力:Vlad Savov.
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