(ブルームバーグ):米カントリー音楽界の「女王」として知られる歌手ドリー・パートンさんの死去を受け、米テネシー州のナッシュビル国際空港を「ドリー・パートン国際空港」に改称するよう求める請願に13万4000人を超える署名が集まった。8月25日に80歳で死去してから数日間で数万人が新たに署名するなど、改称への支持が高まっている。
請願には歌手シェリル・クロウさんのほか、同州議会下院の共和党議員トッド・ワーナー氏も支持を表明している。

ワーナー氏は昨年、ナッシュビル空港をトランプ大統領にちなんで改称する法案を提出していたが、費用面への懸念などから審議は進まなかった。資料によると、空港を「トランプ国際空港」に改称するには約1000万ドル(約16億円)の費用がかかるとされていた。
同氏によると、当時から空港をパートンさんにちなんだ名称に改称する案が州民らから出ていた。パートンさんの死去を受けて改称を求める声が急増しており、ワーナー氏は州議会再開後に法案を提出する考えだ。
ワーナー氏は、「ドリー・パートンはテネシー州出身で、カントリーミュージックの伝説的存在だ。州に多大な貢献をしてきた。彼女にちなんで空港を改称することは、本人にとっても州全体にとっても大きな名誉となる」と語った。
メトロポリタン・ナッシュビル空港局の命名方針は、同局が所有する建物やスペース、施設、道路の命名に関する基準と正式な手続きを定めている。同局の広報担当者は電子メールで、この手続きについて複数の問い合わせを受けていると明らかにした。
ワーナー氏は、改称やそれに伴う費用について空港当局とは直接話していないと述べた。テネシー州は会計年度末に12億ドルの黒字を計上したため、州としては改称費用を負担する余力があるはずだとの見方を示した。

原題:Dolly Parton Fans Push to Rename Nashville Airport to Honor Star(抜粋)
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