アリババグループの共同創業者、馬雲(ジャック・マー)氏が、ここ数日で6億香港ドル(約122億円)超のアリババ株を購入した。事情に詳しい関係者が明らかにした。同社幹部らに続き、AI戦略への支持を示す意図があるという。

取引所への届け出によると、アリババの蔡崇信会長とエディ・ウー最高経営責任者(CEO)も自社株を取得している。

アリババは、世界のAI開発で主導権を握るため、巨額の資金を調達し、投じる姿勢を鮮明にしている。今週、単独企業としては香港で過去最大規模の新株発行を通じ、約800億香港ドルを調達した。

アリババは資産を売却する一方、半導体やデータセンター、大規模言語モデル(LLM)の開発などAI分野に、3年間で3800億元(約9兆円)超を投じる方針を示している。

ただ、アンソロピックやOpenAIに対抗するべく、AIに経営資源を集中する取り組みは、すでに利益率を圧迫している。加えて、低迷する中国国内の個人消費が、主力のオンライン小売事業の重しとなっている。同社は4-6月期の設備投資を100億ドル(1兆5900億円)近くまで拡大し、長期的な競争力を重視する姿勢を示した。

原題:Jack Ma Buys Alibaba Stock in Show of Support for AI Buildout(抜粋)

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