ウクライナのゼレンスキー大統領は独立記念日の行事で演説し、「和平を強く望んでいるが、単に降伏するつもりはない」と述べ、和平協議を見据えつつも、侵攻には断固として抵抗する姿勢を改めて示しました。

ウクライナが旧ソ連から独立した35年の記念日となる24日、首都キーウで記念行事が行われ、イギリスのバーナム首相やEU=ヨーロッパ連合のコスタ大統領ら各国の首脳が出席しました。

ゼレンスキー大統領は演説で、4年半に及ぶロシアによる侵攻に対して「文字通り死力を尽くして戦ってきた」とした上で、「ウクライナは和平を強く望んでいるが、単に降伏するつもりはない」と述べ、和平協議を見据えつつ侵攻には断固として抵抗する姿勢を明確にしました。

また、イギリスの首相官邸によりますと、バーナム首相は首相就任後、初めての外遊先としてキーウを訪問したということです。

さらに、イギリス政府は防衛企業MBDAが長距離弾道ミサイル「スカルプ」の部品に関する機密情報をウクライナに提供することで合意したと発表しました。

ウクライナの長距離⁠ミサイル生産能力向上に向けた措置だとしていて、今後、現地での生産を支援する方針です。

バーナム首相はこの後、フランスのマクロン大統領、ドイツのメルツ首相らウクライナ支援国による「有志連合」の会合に出席する予定です。