ウクライナ軍が、ロシア・サマラ州の製油所などを攻撃したとゼレンスキー大統領が発表しました。こうした攻撃について、プーチン大統領はロシア経済に打撃を与えようとしているとして報復する考えを示しています。
ゼレンスキー大統領は22日、ウクライナ軍が過去24時間でロシア・サマラ州にある製油所や物流拠点などを攻撃したとSNSで発表しました。
建物が燃え、濃い煙が出ている映像も公開し、「ロシアの軍事的・経済的能力を制限するための攻撃を続けていて、侵略国が戦争の影響をより直接的に感じるようにしている」としています。
サマラ州の知事はドローン攻撃があり、1人が死亡したと発表し、ネット通販大手のオゾンは州内にある自社の物流センターが攻撃を受け、倉庫で火災が発生したとしています。
一方、プーチン大統領はこの日、「ウクライナがロシア経済に打撃を与えようとしている」と述べました。「ウクライナはパンドラの箱を開けた」とし、ウクライナにさらなる報復を行う考えを示しました。
また、ゼレンスキー大統領が6月下旬に承認したと発表した、ロシアに戦争の終結を迫ることを目的とした「40日間の作戦」について、プーチン大統領は「ロシア経済の破壊や国民の団結力の弱体化が目的だった」と指摘しました。
そのうえで、「転換点となる出来事は起こらなかった」「ウクライナはいかなる優位性も得られなかったし今後も得ることはないだろう」と述べました。
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