20日の韓国株式市場で、韓国半導体大手SKハイニックスの株価が一時13%上昇し、7月下旬以来の大幅高となった。40兆ウォン(約4兆5700億円)規模の自社株買いと、韓国上場企業として過去最大の自己株式消却を発表したことが買い材料となった。

同社株の上昇を受け、韓国総合株価指数(KOSPI)は一時6.7%高。メモリー半導体大手のサムスン電子も10%上昇した。韓国メディアのマネートゥデイは、サムスンが今月の取締役会後に100兆ウォンを超える株主還元策を最終決定し、発表する計画だと報じた。またロイターは、サムスンが一部の先端半導体受託製造(ファウンドリー)サービスの価格を引き上げたと伝えた。

JPモルガンのアナリスト、ジェイ・クォン氏はリポートで、SKハイニックスの計画について「自社株買いの規模と期間を踏まえると、株価のセンチメントにプラスだ」と指摘し、発表時期も予想より早かったと述べた。

また「今後2年間で追加の株主還元を実施する」と予想。最大のポイントは、株主還元額の上限を累積フリーキャッシュフローの最大50%から50%以上へ引き上げる方針を示したことだとした。

ヘッジファンド、ペトラ・キャピタル・マネジメントのマネジングパートナー、チャン・H・リー氏は「経営陣からの強いメッセージだ」とし、他社の追随に期待を示した。さらにSKハイニックスの事業競争力、キャッシュ創出力、中長期的な成長余力は「現在の株価に十分織り込まれていない」と分析した。

原題:SK Hynix Surges on Plan for $29 Billion Buyback; Samsung Jumps(抜粋)

(最新の値動きなどを追加して更新します)

--取材協力:Sangmi Cha.

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