一票の格差是正に伴う「10増10減」の区割り変更を巡り、自民党の森山選対委員長は来月上旬までに党の公認候補となる支部長を対象となる134選挙区のうち、およそ100の選挙区での選任を終えたい考えを示しました。
森山氏は21日、鹿児島県内で講演し、衆議院小選挙区の「10増10減」に伴う支部長の選任について、対象となる134の選挙区のうち、72の選挙区で調整を終えたと報告しました。
また、残りの選挙区については、来月10日頃までにおよそ30の選挙区の支部長を決め、合計でおよそ100の選挙区の調整を終えたい考えを示しました。
また、政府が新型コロナを季節性インフルエンザと同じ感染症法上の「5類」に引き下げる方針を示していることについては、科学的な検証や専門家の意見を重視する必要性を強調したうえで、「急いで間違いが起きてはいけないので、慎重に対応することが大事だ」と述べました。
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