(ブルームバーグ):アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)のエリック・アンダーセン最高経営責任者(CEO)は、AI関連の設備投資は保険業界にとって「大きな機会」になる一方、損害保険会社の引き受け余力を限界まで圧迫しているとの見方を示した。
アンダーセン氏は11日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、AIデータセンターには「プロジェクトファイナンスから運用まで、あらゆるサービスが必要になる」と述べ、「建設、サイバー、財産、賠償責任のすべてだ」と語った。
アンダーセン氏によると、AIGはこうしたすべての分野で保険商品を提供しているため、競争上優位にある。「ただ、求められる補償額の大きさという点では、損害保険業界の引き受け余力を限界まで圧迫している」とも述べた。
S&Pグローバル・レーティングによると、データセンター建設に伴う保険需要の急増は、保険業界に成長機会をもたらしている。アンダーセン氏はAIGについて、建設工程の複数の段階に関わるほか、電力供給会社にも保険を提供していると説明した。
AIGが先週発表した4-6月(第2四半期)決算は、市場予想を上回る内容となった。アンダーセン氏がCEOに就任してから約2カ月後の決算となった。アンダーセン氏は英保険仲介エーオンからAIGに移籍し、エーオンでは社長を務めていた。
原題:AI Data Center Boom Is ‘Maxing Out’ P&C Insurers, AIG CEO Says(抜粋)
--取材協力:Romaine Bostick.
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