(ブルームバーグ):金融庁は10日、インターネット経由で証券口座が乗っ取られ、不正取引が行われた金額が7月は約200万円だったと発表した。6月の約11億円から急減した。同庁が2025年1月に不正取引の実態を公表して以来最も少なくなった。
発表によると、7月に不正取引が発生した証券会社は1社で不正取引件数は1件だった。6月は7社で102件あった。不正取引額が最も多かったのは25年4月の3048億円だった。
金融庁は証券会社などに対する監督指針を改正して、ログイン時に2つ以上の要素を組み合わせた「多要素認証」の設定を求め、証券業界も対策に乗り出していた。
金融庁の担当者は、日本証券業協会が必須化を要請しているセキュリティー対策が奏功した可能性はあるとしながらも、詳細は分析中としている。
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