7月の米雇用統計が予想外の減少となったことで、7日の短期金融市場では年内の利上げ観測が後退した。

金利スワップ市場では、次回9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ織り込みが約40%となり、統計発表前の約60%から低下した。

米国債利回りも総じて低下。目先の金融政策動向に最も敏感な2年債利回りは一時8ベーシスポイント(bp)低下して4.16%をつけた。

7月の米雇用統計では、雇用者数が予想外に減少し、6月と5月分はいずれも下方修正された。今年初めに異例の強さを示していた労働市場が、厳しい状況に直面している可能性が示唆された。労働参加率の低下が続く中、失業率は4.1%に下がった。

ミシュラー・フィナンシャル・グループのマネジングディレクター、トム・ディガロマ氏は、「雇用者数の伸びがマイナスになったのは完全に予想外だ。9月の米利上げはないだろう」と述べた。

ブラックロックのシニアポートフォリオマネジャー、ジェフリー・ローゼンバーグ氏は「今回の雇用統計を軽視することには慎重だ。雇用者数が下方修正されており、労働市場の弱さを示している」とブルームバーグテレビジョンで発言。「市場もこれを無視しておらず、短期債が上昇する中で、利上げの確率は低下している」と述べた。

原題:US Treasuries Rally as Soft Jobs Data Trims Fed Rate-Hike Bets(抜粋)

--取材協力:Ye Xie.

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