イエメンの親イラン武装組織フーシ派が、サウジアラビアの支援を受けるイエメン暫定政権の軍事部隊に対して攻撃を行い、少なくとも45人が死亡しました。

サウジアラビアからの支援を受けるイエメンの暫定政権は6日、複数の軍事部隊がフーシ派からの攻撃を受けたと発表しました。

フーシ派は声明を出し、「弾道ミサイルとドローンを使い、サウジアラビア側の兵士数百人を死傷させた」と主張しています。

現地メディアによりますと、この攻撃で少なくとも45人が死亡し、80人がけがをしたということです。

イランの支援を受けるフーシ派は先月以降、紅海などでサウジアラビアの船舶を標的に攻撃を繰り返し、サウジアラビアが主導する連合軍もフーシ派への攻撃を行うなど、緊張が続いています。

こうしたなか、サウジアラビアの政府高官は6日、ロイター通信に対し、イランの革命防衛隊の指揮のもとフーシ派とイラクの親イラン民兵組織が近く、サウジアラビアに対する攻撃を行う可能性があるとの見方を示しました。

この高官によりますと、サウジアラビアやアメリカなどの情報機関は、エネルギー施設や港湾、空港などの民間インフラが攻撃対象となる可能性があると分析しているということです。