米ブラックロック傘下で、苦境に立たされているプライベート・クレジット・ファンドのTCPキャピタル(TCPC)がローン資産のほぼ半分を売却する。同ファンドが抱える長年の問題に対処すべく、これまでで最も踏み込んだ措置となる。

TCPCによれば、売却先はセカンダリー投資に強いパンテオンが支援する投資ビークルで、78社向け計5億2300万ドル(約828億円)のローン資産を手放す。これにより、焦げ付いたローンの大幅な評価減や米規制当局の調査に直面してきた同ファンドの立て直しにつながる見通しだ。

TCPCのフィリップ・ツェン会長は6日の声明で、「レバレッジを大幅に引き下げ、流動性を高めることで、当社の財務上の柔軟性が大きく向上する」と述べた。

この取引でTCPCは債務ポートフォリオの48%をコンティニュエーション・ビークルに移管する。TCPCは引き続き、同ポートフォリオに対する持ち分の5%を保有し、残る95%はビークル側が保有する。

原題:BlackRock’s Troubled Credit Fund Sells $523 Million of Loans (1)

(抜粋)

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