(ブルームバーグ):米国が弾薬不足に陥っているとの見方をトランプ米大統領が改めて否定した。米国は「大量」の弾薬を保有しており、不足していると主張する人々は処罰されると警告した。
米紙ワシントン・ポスト(WP)は、対イラン戦争で軍事的選択肢を制約する恐れがある長距離誘導ミサイルや防空迎撃ミサイルなどの不足を巡り、トランプ氏とヘグセス国防長官が対立したと報道。
その数時間後、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「防衛企業は米史上最大規模となる数の工場や生産施設を建設している」と投稿した。
さらに、「反逆的な発言」と思われる情報を「リークした人物」は追及され、「長期の禁錮刑を求刑する!」とコメントした。
WPによると、トランプ氏は先週の閣議の合間にヘグセス長官への不満をあらわにし、弾薬不足について誤った説明を受けていたと語った。WPは関係者の話として、主要ミサイルや防空システムの不足が、トランプ氏がここ数日でイランへの攻撃を中止した理由の一つだったと伝えた。
ホワイトハウスのレビット報道官は、この記事を批判し、そのような出来事は一切なかったと述べた。
トランプ氏はこれまでも弾薬供給に絡む懸念を退けている。先週は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、米国は「世界のどの国よりもはるかに多くの弾薬を保有している」と語っていた。
イラン戦争を巡る当初の分析では、米軍のパトリオット迎撃ミサイルの在庫は紛争前と比べ約55%減少したと推計されていた。超党派の政策研究機関である戦略国際問題研究所(CSIS)は、その後の戦闘を反映した7月下旬時点の更新データで、減少幅は約65%に拡大したとの分析を示した。
原題:Trump Denies US Munitions Shortage, Warns ‘Leakers’ of Jail Time(抜粋)
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