(ブルームバーグ):経営不振に陥っていた外食サラダチェーン「サラダ・アンド・ゴー」を展開する米アンド・ゴー・コンセプツが連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適用を申請した。サイクロスポーラ症の感染拡大が赤字拡大と客離れを招き、経営再建の取り組みへの打撃となっていた。残る店舗は閉鎖する。
テキサス州の連邦破産裁判所への提出書類によると、同社は昨年、同州とオクラホマ州で数十店舗を閉鎖した。両州では多額の費用をかけて事業拡大していた。アリゾナ州とネバダ州の残る店舗は実質的に収支トントンだったものの、閉鎖店舗の賃料や社の諸経費が資金繰りを圧迫し続けたとしている。
米疾病対策センター(CDC)によると、レタスを媒介に拡大したサイクロスポーラ症の感染者は5月以降、約1万500人を数える。この影響でサラダ・アンド・ゴーの財務状況はさらに悪化した。
同社のフランシス・P・ギャラガー最高財務責任者(CFO)は、連邦破産裁判所への提出書類で、サイクロスポーラの感染拡大のほか、ガソリン価格の上昇や消費支出の減少により、破産申請前の90日間で「資金繰りの悪化が著しく進んだ」と説明した。
破産申請によって資産売却を進める時間を確保するとともに、債権者による回収を一時停止でき、すでに一部の資産売却で合意に至っているという。
サラダ・アンド・ゴーは2013年にアリゾナ州で事業を開始。サラダやラップ、スープ、朝食用ブリートなどの販売を通じて、従来のファストフードと比べて健康的な食事を提供することを目指していた。25年9月には不採算店舗41店を閉鎖し、事業の縮小を始めていたという。
原題:Cyclospora Outbreak Tips Struggling Salad Chain Into Bankruptcy(抜粋)
--取材協力:Owen McCarthy、Steven Church.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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