(ブルームバーグ):米製薬大手イーライリリーは5日、2026年通期の売上高見通しを引き上げた。肥満症治療薬事業が4-6月(第2四半期)に市場予想を大きく上回る実績を上げ、同市場の成長鈍化を巡る懸念を和らげた。
同社は2026年の売上高を850億-870億ドルと見込んでいる。従来予想の上限は850億ドルだった。第2四半期の調整後利益と売上高はいずれも市場予想を上回った。
糖尿病治療薬「マンジャロ」は、世界各地で処方拡大が進んだことを背景に、第2四半期の売上高が全ての市場予想を上回った。同薬の世界売上高は前年同期比91%増加した。肥満症治療薬「ゼップバウンド」の売上高も市場予想を上回り、新たな経口肥満症治療薬「ファウンダヨ」も好調な滑り出しとなった。
ウォール街は、4月に承認されたファウンダヨの発売動向を注視してきた。ファウンダヨに先立って経口の肥満症治療薬を投入した競合ノボノルディスクは、その販売実績が投資家の期待を下回った。
イーライリリー株は一時9%余り上昇し、4月以来の大幅高となった。一方、ノボノルディスク株はコペンハーゲン市場で一時7%超下落した。
原題:Lilly Jumps as Obesity Drug Boom Shows No Sign of Slowing (3)(抜粋)
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