(ブルームバーグ):日本国債をアンダーウエートにする、あるいは保有を避けることで、世界の債券ベンチマークを上回る超過収益(アルファ)を獲得できると、JPモルガン・チェースは指摘した。
JPモルガンのグローバル・アグリゲート債券部門責任者、マイルズ・ブラッドショー氏はブルームバーグテレビジョンに対し、日本銀行は金融政策の正常化や利上げで依然「後手に回っている」と発言。そのため、為替介入だけでは円相場のファンダメンタルズを変えたり、円安進行を大きく鈍らせたりすることは難しいとの見方を示した。
その上で、日銀が利上げペースを加速させるかどうかが「投資家にとって最大の注目点だ。市場は6カ月おきの利上げを織り込んでいるが、それほど高いハードルではないように思われる」と話した。
また、 「米国側による介入の規模は比較的小さかった。ドル安・円高に誘導するためにユーロを売って円を買うのは、比較的異例の手法だ」と述べた。
ブラッドショー氏は米国による円買い協調介入の狙いについて、懐疑的な見方を示した。
「アルゼンチン・ペソへの米国の介入を振り返ると、あれは極めて政治的な行動だった。今回も同様に、非常に政治的な行動だと私は解釈している。日米の貿易協定の一環として日本が実施する対外直接投資(FDI)を巡る交渉と大きく関係している可能性がある」と語った。
原題:JPMorgan Says Avoid JGBs, BOJ Is Behind the Curve on Rate Hikes(抜粋)
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