日本とアメリカによる円高誘導のための為替介入に関連して、アメリカのベッセント財務長官は、円高を持続させるためには日本側の政策対応が必要だとの認識を示しました。

アメリカ ベッセント財務長官
「為替介入によって市場にシグナルを送ることはできますが、結局のところ、相場の決め手となるのは政策とファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)でしょう」

ベッセント財務長官は4日、CNBCテレビに出演してこのように述べ、円高を持続させるには日本側の政策対応が必要だという認識を示しました。

そのうえで、「私は日本銀行の植田総裁を15年以上前から知っているが、彼は必要な対応をすると信じている」と述べ、日銀による追加利上げに期待を示しました。

ベッセント長官は、8月31日から開かれるG20=20か国・地域の財務相・中央銀行総裁会議にあわせて植田総裁と会談する意向を示していて、市場では日銀が9月の会合で利上げに踏み切るという見方も広がってきています。