ガス安全装置も「感知する震度レベルになっていなかったか」「緊急遮断弁が支障きたしたか」

井上キャスター:
家庭用のガスも基本的には安全装置がついております。
全国LPガス協会によると、ガスの使用中に震度5弱以上の揺れを感知した時点で、自動的にガスメーターでガスが止まる仕組みになっているということです。
その仕組みとしては、弁がついているので遮断することでガスを止めます。
それが止まらなかったとすると、揺れで損傷したことも考えられます。

元東京消防警防部長 佐藤康雄さん:
大きく2つ考えられると思います。
まず1つは機器は正常に作動したけれども、その機器が感知する震度が震度5弱などのレベルになっていなかったケースです。ガスは漏れたけれども弁が閉まらなかったということですね。
あと、もう1つはガスを遮断する緊急遮断弁自体が地震動によって何らかの支障をきたしてしまったケースです。
弁は電気的に閉まるので、電気的な支障か、メカニカル的な支障かがあったことも考えられます。後で調べれば分かると思います。
井上キャスター:
広いモールでは、その弁や自動のガスメーターのシステムというのは無数にあるものなんでしょうか。

元東京消防警防部長 佐藤康雄さん:
タンクの元弁というものがありますが、元弁のところに緊急遮断弁というものが付いていて、一斉に全部閉まるようになっているんです。
それで、それぞれの配管から色々と機器を取り出すテナントがありますが、そこにも小さなマイコンメーター的なものが付いていて、そこで漏れた時も閉まるようになっています。
しかし、今回の漏れた量からすると、そういう機器から1つコックが開いていて漏れたというような量ではないので、その途中の配管から漏れたのではないかと。
ですが、元弁で閉めるべきところが機器の損傷によって感知しなかったので閉まらなかったということが、今の段階では考えられるかなというところです。