(ブルームバーグ):米資産運用会社ブラックロックは、メタ・プラットフォームズのデータセンタープロジェクト向け資金調達を目的として、高格付け社債123億ドル(約2兆円)規模のマーケティングを開始したが、需要は低調だ。AIインフラへの過剰支出に対する懸念から、投資家は慎重姿勢を強めている。
事情に詳しい複数の関係者によると、24日午後の早い時間までに集まった注文は約170億ドルにとどまった。発行体は通常、有利な条件で価格を決定するために発行額を大きく上回る需要を集めることを目指す。
ブラックロックと関連のある持ち株会社「ソパイピーヤ・インベスター」は、2048年を償還期限とする社債を発行する。関係者によると、発行条件は27日に決まる見通し。同関係者は公に話す権限がないとして匿名を条件に語った。
社債発行の主幹事はJPモルガン・チェースとモルガン・スタンレーが務める。モルガン・スタンレーとブラックロックはいずれもコメントを控えた。JPモルガンとメタに需要水準についてコメントを求めたが、現時点で返答はない。
投資家需要を見極めるための当初の条件提示は、米10年債利回りに約2.875ポイントを上乗せした水準。
調達資金はテキサス州エルパソでのデータセンター・キャンパスの建設に充てられる。この施設は、AIワークロードに対応する最大1ギガワットの計算能力を提供する見通しだ。
プロジェクトの80%はブラックロック傘下のグローバル・インフラストラクチャー・マネジメントとHPSインベストメント・パートナーズが保有し、残り20%をメタが保有している。
原題:BlackRock Gets Soft Demand for Bond Sale After AI Debt Selloff、BlackRock Kicks Off $12.3 Billion Bond Sale for Meta Data Center(抜粋)
(原文更新に伴い、需要動向などを追加して更新します)
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